世界が注目する大都会東京にありながら、大正時代ににぎわった花街の歴史を今に残す街。神楽坂通りの路地裏は、大人がのんびりと散歩を楽しめる雰囲気の中にお洒落な飲食店が軒を連ねる。舌鼓を打った大人たちが、非日常の空間を求めて降りて行く階段。今こそ押さえておきたいホットスポットだ。
神楽坂通りの南側を毘沙門天脇まで伸びる小栗通り。かつてはこの通りに小栗性の旗本の武家屋敷があった事に由来する。その小栗横丁に打ちっぱなしコンクリートに杉材をあしらったホットスポットへの入り口がひっそりと佇む。「神楽坂 長瀬」の客だけの地下階段だ。
隠れ家だけに店の名前を掲げた看板は見当たらない。「長瀬」の頭文字「N」と、「N」を照らし出すスポットライトが常連客に営業を知らせる。
銀座でおもてなしの心を磨き上げた女性陣の程よい距離感が隠れ家での時間を忘れさせてくれる。友と2人きりで話せるシートも人気だ。
東京都新宿区神楽坂2-5-B1FTel./03-5946-8166(19:00~)※ 営業中は「N」をライトアップ
席料(¥10.000/120分 ボトル代金は別途)